にんにく(青森県)

主な取扱時期 8月中旬~6月上旬
特徴
青森県は日本一のにんにくの産地で、国内のにんにく生産量の約7割を占めています。
青森県で栽培されているにんにくは大玉で1片が大きく実がよくしまり、
色は真っ白で品質の良さが自慢です。
また、辛みよりも甘みが強く、風味も非常に良いのが特徴です。
それは、青森県ならではの冬の厳しい寒さが影響しています。
にんにくは冬の間雪の下で糖度を蓄え、春の雪解けと共に糖度が高く風味豊かなにんにくとなるのです。
選び方
形が丸く、うす皮が乾燥していて白くツヤがあり、重みがあるものを選びましょう。
また、粒が大きく、張りが良く固くしまっているものを選ぶ事がポイントです。
あまりにカラカラに乾いていたり、芽が出ていたり、変色しているものは避けましょう。
保存方法
にんにくを保存する時に一番に気をつけたい事は、芽を出させないことです。
にんにくを丸ごと新聞紙に包み、においが他の食材に移らないようにポリ袋に入れて
冷蔵庫か野菜室で保存して下さい。
効能
にんにくの強壮作用(疲労回復・体力増強)は知られていますが、
にんにくはガン(特に食道、胃、腸などの消化器系)の予防として効果があることが認められています。
また、免疫力を高めてウイルスを退治し、風邪を予防する効果もあります。
他にも、血流を促進して冷え性を改善する効果や老化を防いで若返らせるアンチエイジングの効果もあります。
調理方法
おろしにんにくや煮る、焼く、炒めるなどの香味野菜として使われます。
また、醤油やオリーブオイルに漬けたり、にんにくの素焼きなどあります。
臭いが気になる方は、薄皮をむいてから粒のままで調理するのが最も臭いません
。また、丸煮、丸焼き、丸蒸し、丸揚げなどで時間をかけて加熱すると、
強烈な臭いは柔らかな風味に変わります。